東北マリンサイエンス拠点形成事業「海洋生態系の調査研究」- TEAMS

トピックス
「翠皓」漁場環境調査日報(8/20-8/22)
2012.09.03トピックス
船舶名
調査実習船「翠皓」
期間
2012年8月20日~2012年8月22日
首席研究員
金子 健司(東北大学)

8August

2012

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調査航海日報
1日目:女川湾を中心とした漁場環境調査

平成24年 8月20日(月)

東北大学では「漁場環境の変化プロセスの解明」というテーマで、震災後の女川湾の漁場を中心とした海洋生態系の現状と回復過程を把握する調査に取り組んでいる。調査に使用している調査船は、東北大学の「翠皓」である。本船は、先の津波では船長らの機転により難を逃れることができた。多くの船が失われた宮城県では貴重な調査船として本学だけではなく、県の調査にも使用されている。
今日は朝から雲一つない晴天で強い日差しが照りつけている。女川湾の波も穏やかだ。今日は、女川湾の湾奥から湾口部にかけて8地点で水質、底質、動植物プランクトン、底生生物の調査を行う予定である。水質計による測定、採水、プランクトンネットの曳網と作業はスムーズに進むが、問題は採泥である。港内では海底にゴミ等が堆積しているため採泥器に引っかかることが多く、湾口部では砂質のためうまく採泥できないことが多いためである。
少々時間はかかったが、予定の作業を終了し帰路につく。海上から町を見渡す。復興にはまだ時間がかかりそうである。
(by K.K)

  • 東北大学の調査実習船「翠皓」

    東北大学の調査実習船「翠皓」

  • 穏やかな女川湾

    穏やかな女川湾

  • 採泥器にはゴミが引っかかることが多い。津波により流出したものだろうか。

    採泥器にはゴミが引っかかることが多い。津波により流出したものだろうか。

  • 海上から見る女川町。ほとんどが更地となっており、倒壊したビルがそのまま残されている。

    海上から見る女川町。ほとんどが更地となっており、倒壊したビルがそのまま残されている。

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